HOME > はじめに

はじめに

知っていましたか? 描く事・作る事って『楽しい!』って事。

我々人類は、言葉や文字を持たない時代から
様々な道具を使い絵を描いてきました。

それは誰に教わるわけでもないのに
ごく当たり前のように行ってきました。
では、なぜ人は絵を描くのでしょうか?

一つ目は・・・必要だからです。必要でなければ
誰もやりません。
人が何かを見て感動したとき
言葉でうまく伝わらない事でも、色や形を通して
「他の人に・時には自分自身に・・・」その想いを
伝える事が出来るコミュニケーションツールだからです。
例えば現代社会において言えば、良い商品・カッコいい
商品・売れる商品はどれも使われる方の事をよく考え
使いやすく計算し、より素敵にデザインされて
世に送り出されています。

この他にも日常生活に例えると、洋服選び・化粧をする事
・髪をセットする事・料理の盛り付け・部屋の模様替え
・ガーデニング等にあてはまるのではないでしょうか?

 

二つ目は・・・人は、お腹が空くと食べ物を食べます。
しかし、心の空腹は何で満たしますか?

そこで、ヒントとなる出来事をご紹介します。

以前ある動物園で、ゴリラやチンパンジーなどの
お猿さんたちが描いた(なぐり描き)絵画展が
行われました。
その中で興味深かったのは、あるメスの
チンパンジーの話です。

我が子を亡くした事でひどく落ち込んでいた
チンパンジーに、見かねた飼育員が筆を与えたところ
好んで描き始め、元気を取り戻したではありませんか!


何故その様な事が起こりえたのでしょうか?
推測ですが人間に当てはめて考えますと、描く行為は
発散行為ですのでストレスが発散され、
いつしか
「あるがままの自分を取り戻した。」ものと考えられます。

以上のことを踏まえ、近年子供たちが置かれている状況を
考えてみますと
【最適】と呼ぶには、程遠いものがある様に
思います。
極論かもしれませんが、昨今マスコミに取り上げられて
います『いじめや自殺・引きこもり等と言った心の病』が
その事の弊害で起こりえたとも言える
のでは
ないでしょうか?


子供達が成長する上で欠かす事の出来ないものの一つに
外での遊びがあります。

社会生活を学ぶ上で欠かす事の出来ないとても重要な
コミュニケーションの場【
Space】と同時に
身体を形成する場【place】でもあります。

幼い頃にしっかりと外で遊ぶ事により
自然と健康な体を得られる事が出来るからです。
また、ストレス発散の軽減や危機管理能力を
身に付けるのもこの様な外での遊びが、とても有効です。


ただ上記に記した事は、人間以外の生き物でも
日常の生活の中でおこなわれます。
ではよく言われます
「人間と動物との違いは?」と考えますと
例を挙げれば色々とありますが、
私が思う大きく違う所は
創造
Creation)して、想像Imagination)する。』
事が出来るのが人間だと思います。

時に「想像して、創造する。」とおっしゃられる方も
お見えですが、モノを作りだす行為は
他の生き物でも
何らかの偶然が重なり、生まれる事があります。

ですが人間は、その作り出されたモノを見て新たに想像し
更に発展したモノに作り変える事が出来ます。

この能力は、人であれば誰でも分け隔てなく
備わっている能力です。
ただ何もしないでこの能力が
光り輝く事はありません。

折角優れた能力が備わっているのですから
より光輝かせるため鍛え磨かなくては勿体ないと思います。

ただ時に、一生懸命磨いたつもりでいても
輝かなかったり・鈍い光しか放たなかったり・・・と
思うようにいかない事もあります。

しかしそれは、その子に合ったやり方でなかったり
する事が、往々にしてあります。

本来この様な訓練は、学校などで行わなければ
ならないものですが、学歴偏重や図工・美術の授業時間の
短縮などにより、
良い環境が整っているとは思えません。

当然、社会生活を営む上で、勉学に勤しむ事は大切です。

将来を生き抜く上で、その答えとなる様な事柄を学ぶ事は
とても近道で有効な方法です。

しかし「子供達が外で遊び身体を形成する。」と同じように
心を鍛える基礎として
『想像する事が楽しい!』
と言う事も教えてあげなければいけないと思います。


バランスのとれた良い人間とは、心・技・体が
揃った人の事を言います。
だからこそ、心を強くする脳作りが、重要となってきます。

よく「子供は遊びの天才だ!」と言われますが
正にこの遊びこそが、その子を形成する
「最も重要な鍵を握っている。」と言っても
過言ではありません。

その一例として、幼いうちに絵を描かす事や良い音楽を
聴かせる事は、情操教育の観点からもとても有効です。

中でも絵を描く行為は、ダイレクトな行為なので
とても有効なだけで無く、その子の年齢や技術力を
カバーする事が出来ます。


最後に、人は誰でもいつかは年をとります。
そんな時、身近な道具で絵でも描けたらとても楽しいと
思いませんか?

絵を描くことは、本当はとても簡単で手軽なものであり
『楽しい
!』モノですから。学校生活や社会生活での
コミュニケーションが、円滑になるばかりでなく
より豊かなものとなっていくことでしょう
!
あなたも始めてみませんか?

Fine arts school C&I
主宰 天 乃 寂

お問い合わせはこちら